思いやりのある子供って本当に心優しさを感じますよね。
親である立場からすれば、自分の子供も心優しい大人に育ってほしいと願うのは当然のことなのかも知れません。


そこで今回は、子供がどうすれば《心優しさ溢れる》大人に育ってくれるのか、子供との会話を通じた事例を用いながら解説していきます。
こんな方におすすめ
- 子供の優しさを引き出す会話術について知りたい方
- 子供の優しさをどう引き出すべきか悩んでいる方
優しさを引き出す会話術の秘訣は『承認』です
ズバリ!
優しさを引き出すには『承認』することが大事です。
それは何故か?
人は相手から承認されることによって、自分の存在意義を見いだすことが出来るからです。


子供ともなれば、よりその影響を受けやすくなってしまうのは想像に容易いことでしょう。
ですので、先ずは子供の存在意義を子供自身にも理解してもらうことを踏まえ、『承認する』というプロセスを得る必要があります。


先ずは『承認する』というアクションから始めてみて下さい!
夫婦仲を見せよう!
また子供から優しさを引き出す秘訣として、もう一つ大事なのは、良い『夫婦仲』を見せることです。


夫婦仲が良く、いつもニコニコして笑顔が絶えない家庭であるならば、
子供自身も「いつもこうでありたい!」と夫婦仲から学び得て優しさ溢れる心の持ち主になってくれること間違いなしです。

優しさを引き出す会話術《実例》
では実際に、子供との会話プロセスにおいてどの様な点を意識すべきか、実例をもって解説していきます。
①上手く出来ない事に悩んでいる時
この時の子供の心の状態はかなりナーバスな状態で、どうすれば自分の中で解決が出来のか悩みの谷に入り込んでしまっています。

子供はこのように聞いてくるかも知れません。
「パパは僕と同い年の時に〇〇は出来た?」
このように聞いてくる時はきっと、《お友達や学校などの周りの皆んなは出来るけど何で自分には上手く出来ないんだろう…》
という感情が渦巻いているからです。
このような状態の時には親はこのように答えてみることをオススメします。
会話の実例①
実はパパも苦手だったんだ。いつも上手くいかなくてね。でもそれでもイイ!ってパパ思ったの。「人には得意不得意あるし、自分の得意なことにもっと打ち込んで、誰よりも上手くなってやろって。だから〇〇が出来なくても気にすることないよ。その代わり「コレだけ誰に負けない」って言うものを1つ一緒に見つけようぜ!
子供も対して謙譲することで、「パパも同じ悩み持っていたんだ!自分だけじゃないんだ!」と勇気付ける形で、『承認』してあげるこもが大切です!
②他人に怒られて気分を落としている時
子供の悪ふざけが原因で他人から注意されて、ひどく落ち込んでしまうというケースもあるかと思います。
もちろん悪ふざけをした子供が悪い可能性が高いですが、それでも子供からしてみれば他人から叱られることは、かなりの精神的負担になることでしょう。
そう言う時こそ親が手を差し伸ばして、子供を包み込んであげる優しさが必要です!

会話の実例②
〇〇さんに叱られたみたいだな。何で叱られたかわかる?もちろん悪ふざけをして迷惑をかけてしまったが為の注意だけど、本当は〇〇に怪我とかしてほしく無いから優しさから叱ってくれたんだよ!
子供に《相手を思う心》を育ませる意味合いでも、このように会話の中で伝えることで、子供自身から『承認』というプロセスが大事であることに気付かせる訳です。
まとめ
今回は、子供自身を『承認』することで心優しさ溢れる心の持ち主なるための、親として意識すべき会話術についてご紹介してきました。
もし仮に、
子供が、《一生懸命に取り組んだけれども出来なかった》ことに対して親目線のものさしで、判断し、
良し悪しを判断してしまっていることが続いているようであれば、即刻、見直して下さい。
先ずは子供に手を差し伸べ、解決のために何が必要で何がボトルネックになってしまっているのか、
親自身がリーディングしていく方法を考え、子供が優しさ溢れる心の持ち主になれるよう、
意識してみて下さい!
おさらいポイント
🔵子供が優しさ溢れる心の持ち主になれるかどうかは、親のリーディングにあると捉えるべし!
最後までご覧いただきありがとうございました!