家族との時間

現役のパパが実践!小学生の男の子のやる気スイッチを押す指導方法

子供が自然と机に向かうやる気を引き出す方法を知ってますか?

 

色々悩みながらも、「どうすれば子供が勉強に対してやる気を出してくれるのか?」

 

と日頃から奮闘している親御さんも多いかと思います。

 

ヒロ
子供が自分から机に向かってくれれば文句無しですが、これがまた難しいんですよね!

 

そこで今回は子供の勉強に対する《やる気》を引き出すにあたり、それを指導する親御さんが必ず意識しなければいけない点について解説していきます!

 

こんな方におすすめ

  • 子供が勉強に対してやる気を出してくれなくて困っている方
  • 子供が自発的に机に向かってくれる指導方法について知りたい方

 

 

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結論!やる気を引き出す指導方法は「子供に考えさせる」です。

 

良くやりがちなのが、「早く勉強しなさい!」と頭ごなしに言ってしまうこと。

 

これは絶対的にNGな行為です。

 

何故ならば、人は何かを強いられる時には反発する生き物だからです。

 

ただ理由も無く「勉強をしなさい!」と言っても子供の反発心をさらに駆り立てるだけで、全く意味がありません。

 

思い返して見て下さい。

 

親である自分が小さい時どうでしたか?

 

ねこセンパイ
確かに、勉強することに対して親から強制されるとただ反発していたし、勉強したとしてもイヤイヤなので、全く頭に入らなかったなぁ。

 

ですので、頭ごなしに言ってしまうのではなく、ある工夫を施すことが大切になってきます。

 

その工夫とは…

 

 

それが、『子供に考えさせる

 

なのです。

 

①知識が無い事に対する不安

勉強をしないとどうなってしまうのかを、子供自身に考えさせるプロセスが重要です。

 

何のために勉強することが必要なのかを理解させることで、勉強することの意味を自分自身で噛み砕くことが出来るようになるからです。

 

ヒロ
ここで重要なのが、その不安感をしっかり子供自身が認識出来るかどうかです。
ねこセンパイ
つまりその不安感をいかに子供に認識させ、行動に移してもらえるかが最大のミッションという訳だね。

 

例えば、

 

ニュースを観て〇〇という話題のキーワードが出てきた時に、自分はそれを全く知らなかったらどんな気持ちになる?」とか、

 

常識とされる事について、自分だけ知らなかったらどんな感じがする?」と

 

子供に投げかけて、子供に考えさせるのです。

 

そうすると子供自身が、

 

「〇〇な気持ちがして恥ずかしい」

「自分だけ知らないなんてイヤだ!」

 

などという感情を表してくれるので、その感情を抱いていることを親が確認出来た後に、

 

じゃあ、少しでも常識や世の中のことを知れるように勉強してみようか!

 

と子供の《背中を押す》ように言葉をかけてあげるようにして下さい!

 

ヒロ
ここでポイントなのが、「恥ずかしい気持ちがあるんだったらならすぐに勉強しなさい!」と頭ごなしになってはいけません。子供の背中をそっと押して、自発的に行動してもらうことを意識して下さい!

 

 

②将来像から逆算した場合の今やるべき事

子供自身が描く将来像に対して、それを実現する上における必要の事を子供自身に考えさせてあげることが大切です。

 

言わば、その将来像を実現するためには《今何をすべきなのか?》と言ったロードマップをざっくりイメージされてあげる訳です。

 

ヒロ
何のために勉強するのかの理解には、やはり、自分の将来像をイメージさせることが最も強力です。

 

例えば、

 

「〇〇くんの夢は〇〇だっけ?それを実現するにはどんな知識が必要で、今何をやったらいいと思う?」

 

と投げかけます。

 

すると、「う〜ん、たぶん〇〇と〇〇は必要だと思う」と答えてくれます。

 

それに対して親はこの様に答えます。

 

「そっか。なるほどね。〇〇と〇〇が必要って事がもう分かるんだもんね。感心しました、素晴らしい!」

 

という様に褒めてあげます。

 

ヒロ
子供は褒められることで自尊心が際立ち、自分が答えた事柄への取り組みをさら強めていこうという気概が生まれます。そこを刺激してあげる訳です。
ねこセンパイ
決してここで、「分かってるんだったら今やりなさい」などと、押し付けることはしないで下さい。子供の自尊心を傷付けるだけですので。

 

今自分がやるべき事は〇〇で、将来的には〇〇という知識が必要になるんだ、という事を理解させることが、親の役目です。

 

 

③「なりたい自分」になるための努力

夢を叶えるためには、それ相応の努力が必要です。

 

努力することで夢を叶えて、自分のあるべき姿を手に入れることが出来ることを親自身が示してあげると、子供もイメージし易くなります。

 

例えば、

 

「実はパパは人と話すのが苦手でとにかく内気だったんだけど、ママと知り合ってから、どうしても「この人と結婚したい!」って気持ちが強くなってそこから話し方や会話術を学んで努力したからこそ、ママに気に入って貰えて結婚出来たんだよ」

 

という様に親自身が努力して手に入れた身近な夢の実例を示してあげるようにしましょう!

 

ヒロ
そうすることで、「自分も努力すれば〇〇になれるかも」という気持ちが芽生えてきます。

 

大人でもそうですが、単に「努力しなさい」と言われても、努力する意味が分からなければ行動に移さないですよね?

 

子供ともなればさらにその傾向は強くなります。

 

ですので、子供にも分かる身近な事例で話してあげて、努力することの意味をしっかり理解させてあげることが大切です!

 

 

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やってはいけないNGな指導方法!

ちなみにということで、子供のやる気を引き出すに当たって《やってはいけないNGの行為》をピックアップしました。

 

しかしながら、ピックアップしたNG行為は、かなり多くの方が思わず実施してしまう行為であるので、

 

この記事をご覧頂いている方は是非このNG行為だけはしないように心掛けて頂ければと思います。

 

 

NG行為①親である自分との比較

「自分が小さい時はもっと〇〇だった。だから勉強しなさい!」

 

と過去の自分との比較で、子供の現状を推し量る行為です。

 

ちなみに過去の自分が優秀だったからとか、不真面目だったから、などと言う《優劣》の問題ではありません。

 

ここで問題となるのは、《比較対象》を作ってしまうということです。

 

ヒロ
子供にとって大事なのは、「自分はどうしたいのか?」と子供自身が考えることです。

 

つまり、親である自分の過去の姿を比較対象として子供に押し付けてしまうと、子供自身の「自分はどうしたいのか?」という自発性の欠落を招き兼ねない事態に陥ってしまいます。

 

あくまでも主役は子供です。

 

その子供の自発性を尊重し、引き伸ばしてあげることこそ親の役目なのです。

 

決して親の過去の姿を引き合いに出すことはやめておきましょう!

 

 

NG行為②周囲(友達・親族)との比較

これも①同様に多くの方が実施してしまっている行為です。

 

例えば、

 

「お友達の〇〇くんはもっと勉強しているみたいだよ。だから同じようにもっと勉強頑張りなさい!」

 

とか、

 

「従兄弟の〇〇ちゃん、勉強凄い頑張ってるみたい!あなたも頑張りなさい!」

 

などという行為です。

 

ヒロ
正直、子供からしてみれば本来他人がどうであろうとどうでもいいはずなんです。しかしながら、親自身が子供に《他人の行為》を比較対象として押し付けてしまうから、誰かと比較しながら生きる癖が醸成されてしまうのです

 

他人と比較して、「よし、負けてられない!僕も頑張るぞ!」と心に火が灯る子供は本当に稀です。

 

大半は「何で比較されなくちゃいけないんだ!」と憤り、落ち込んでしまう子供の方が圧倒的に多いのが実情でしょう。

 

この《比較対象》が常に自分の身の周りにあることで、必ず誰かと比較しながら、自分の優劣を評価してしまうことに陥ってしまいます。

 

ですので、特に子供の頃から「自分は自分なんだ!」という自尊心を高め、他人の言動を素直に受け止められる人間に育って貰えるよう、

 

親である自分が子供に対して《比較対象》を押し付ける行為は止めるようにして下さい。

 

 

まとめ

 

今回は、子供の勉強に対するやる気を引き出す指導方法についてご紹介してきました。

 

子供を心配しての親心から、ついつい頭ごなしに言ってしまうこと、よく理解出来ます。

 

私もその一人でした。

 

それが故に子供が反発し、苦い経験をしたからこそ、今回のこの記事を配信させて頂くことに繋がりました。

 

親が思う以上に子供は自尊心を抱いています。

 

それを潰すも引き伸ばすのも親の指導方法次第ですので、今回ご紹介の内容を是非参考にして頂き、

 

子供のやる気スイッチを押してあげるようにしてみて下さい!

 

おさらいポイント

🔵子供の自尊心を尊重して、やる気スイッチを押すべし!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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