何かを始める前には、どんなことでも準備は必要ですよね?
「スポーツを始める前」、「料理を始める前」、そして特に「仕事・ビジネス」を始める前には入念な準備が必要になります。
聞いたことありませんか?
「下準備を制する者は、ビジネスを制す」って言う言葉!
そう。入念な準備があるからこそビジネスも思い通りに行えたり、予期せねトラブルにも対応出来たりします。
今回はこの《下準備の大切さ》に焦点を当てて進めていきますので、最後までお付き合いください。
〜こんな方にオススメ〜
- いつも直前で焦って慌てて準備している方
- 下準備の大切さを知りたい方
- 下準備の仕方について知りたい方
〜マナブことの出来るポイント
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交渉の9割は下準備にある
ビジネスを進める中々で、お客様との《交渉》は切っても切り離せない存在ですよね。
営業の経験がお有りの方であればよく分かるかと思いますが、
今日この大一番の交渉処で勝ち進めるには、「コレでもか!」って言うくらい
《下準備》に気合いを入れます。
※営業畑出身の僕目線でスミマセン!
「お客様からどんな質問が来るかな?」
「お客様が疑問に思うところはココかな?」
「お客様が不安を感じるところはココかな?」
など、先ずはお客様の目線になったつもりでアレコレ考えて、出てくるであろう疑問点を先回りしておさえておく必要があります。
この《先回り》がキーとなるんです。
交渉本番まで全く《下準備》をしないという方は少ないかと思いますが、この《先回り》を意識した下準備をキッチリ出来る方は少なく感じます。
僕の周りのビジネス仲間もそうですが、当然《考えられる先回り》はそれなりにしているものの、《一歩踏み込んだ先回り》を意識出来ている仲間は少ないです。
ココで言う《一歩踏み込んだ先回り》とは、【他事例の応用】を指します。
つまり、「今回のお客様は、〜という特徴があるから、あのお客様の事例を踏まえ準備しよう」というように過去に経験した事例をカスタマイズして、お客様との交渉に備えるというものです。
コレが中々出来そうで出来なかったりします。
このように、一歩踏み込んだ先回りをしてこそ本当の意味での《下準備》となる
訳ですが、この下準備をキッチリ出来ればもうその交渉事は決まったも同然です。
何故ならば、ハッキリとお客様からの
『聞かれた事に答える』ことが出来る準備が整っているからです。
さあ、コレから明日の交渉事の下準備をしましょう!
お客様と笑顔を交わせるように!
トップビジネスにマナブ、勝てる交渉の下準備
ではココで、極めて入念な下準備をするトップビジネスマンの事例をご紹介です。
①日テレ プロデューサー「栗原 甚(くりはら じん)氏」
『ぐるナイ』、『行列のできる法律相談所』、『¥マネーの虎』などの数々のヒット番組を作り上げてきた敏腕プロデューサーである彼が唱えているのは、
仕事の成功は「準備が9割」
ということです。
彼は、「準備ノート」なるものを用意して、問題点を整理し、取り組む優先順位をつける。
そして交渉相手との《共通点》や《焦点になる言葉》を探すことで、交渉成立の突破口が見えて来ると、解説しています。
つまり、その交渉で何が焦点になるのか事前に洗い出し、その焦点に対する《下準備》をすることで、交渉を有利に進めることが出来るという訳です。
先程もお伝えしたとおり、《一歩踏み込んだ先回り》は、栗原氏の解説する内容とおり、共通点や焦点を洗い出すということにも繋がります。
奥深いですね…
是非、栗原氏の解説する準備を実践してみて下さい。
これまでの交渉事では見えなかった世界が見えるかもしれません!
②元プロ野球選手 イチロー
大リーガーでもありました、イチローが語った言葉があります。
それは、
準備とは、「言い訳を排除する」こと。
究極の中の究極ですよね!
言い訳の材料となるものは全て排除して、考え得る全てのことをこなしていくことが大切であると、解説しています。
まさにトップアスリートたる語種であり、カッコ良さが滲み出てますね。
僕達もイチローのようでありたいと願うばかりかも知れませんが、
日テレプロデューサーの栗原氏同様に《共通点や焦点》を洗い出すということにも繋がります。
つまりは、打率や盗塁など成績の良い時に《共通》していることは何のか?
思い通りの成績を出すことが出来ない時に当たるべき《焦点》はどこなのか?
このように一つひとつ洗い出すことによって、ビジネスで言えば交渉の場、野球で言えば試合にて、成果を出せるように下準備することが大切なんですね。
やってみて分かった! オススメの下準備方法
僕自身も、日頃から《下準備》にはかなりの時間を割くように意識しています。
製品の初回プロモーション
はじめましての方に対するプレゼン
ココぞって言う交渉の時
には、かなりの時間を費やしています。
今回この《下準備》の方法について強くオススメしたいのは、
『文章化する』
ということ。
日テレプロデューサーの栗原氏が実践している準備ノートのように、考えられる問題をノートなどに書き出すという行為です。
コレがまた、頭の整理につながってめちゃくちゃオススメです!
僕自身がノートに書き出す際に意識している項目は以下の4つです。
I:考えられる問題点は?
II:過去事例との共通点は?
Ⅲ:ツッコまれるとヤバいポイントは?
Ⅳ:自分なら何を聞く?
この4つをノートに書き出していくんです。
そうすると不思議とお客様と会話しているシーンが頭に浮かび、焦点が絞られてきます。
さらに「実際にお客様はこんな感じで話すだろうな。」
という具体的な会話内容まで文字化すると、よりイメージが鮮明になり、交渉本番に対する強い心構えが完成となる訳です。
是非この下準備方法を用いて、明日の交渉事に備えて下さい!
きっとこれまで得られなかった交渉の成果を手にすることが出来るはずです。
まとめ
今回は、何かもの事を始める前の《下準備》に焦点を当てて進めて来ました。
「備えあれば憂なし」
と、古より言い継がれているとおり、下準備あってこそ何事も上手くこなせるようになるのだと思います。
一見無駄なように見える下準備であっても、結果として大きな成果を生み出す力の根源になるのが、この《下準備》ではないでしょうか。
〜おさらいポイント〜
🔵交渉の9割が準備って言う程、下準備は大事
🔵共通点や焦点を洗い出そう!
🔵交渉をイメージしながら、問題点や共通点などを文章化しよう!
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