小学校の新学期を迎えて今年からPTA活動に参加されるという方がいらっしゃる中で、やはり一番争点となるのが、「いかに役員・委員を断るか?」ということです。
戦後間もなく発足したこのPTAという組織は、本来であるならば任意加入の団体のため、子供が入学したら、進学したらPTAに必ず入らなければならないという強制力はありません。
しかしながらいつの頃から強制加入のような影響力を持つようになり、役員や委員の選出においても相応の事情がない限り辞退することが難しい、
というのが今のPTAに置かれている状況です。

そこで今回は、PTA活動への参加に頭を悩ませてせいる貴方のために、《上手な断り方》についてご紹介していきます。
具体的な断り方法についてご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい!
こんな方におすすめ
- PTA活動の上手な断り方について頭を悩ませている方
- 初めてPTA活動に参加する方
家庭の事情を伝える
先ず第一は、《家庭の事情》を正しく伝えることです。
今自分が置かれている環境下においては、PTA活動に参加出来ないことを文書化して、担任の先生などに提出します。
もし懇意にしている先輩保護者の方の中にPTA役員などの経験者がいらっしゃれば、その方にも相談してみるのも手です。
①仕事がありPTAの参加が難しい場合
ご自身に仕事がある場合には参加は難しいことは当然のことです。
1つの仕事だけでなく、掛け持ちで仕事をされている方は特に時間の制約があるため参加が極めて難しくなります。

但し、中にはどうしてもPTA活動における役員や委員を回避出来ないケースもあるのが事実です。
そのような場合はどうしたら良いのか?
回避出来ない場合の対処法
平日は無理でも、土日の「午前中」or「午後3時まで」なら時間が取れるなど、少し譲歩した形の提案をしましょう!
全ての活動に対して満足に参加出来なくても、部的に参加して役目を果たしているのであれば、間違いなくPTA活動として貢献出来ています。
「参加数が少ないけど大丈夫かな?…」
と悩む必要は不要です。気負いなく対応するようにしましょう!
②自身の両親の介護がありPTAの参加が難しい場合
自身の両親や、義理の父母の介護などを必要とする方々もたくさんいらっしゃいます。
当然、介護における時間の制約上、PTA活動をはじめとした行事に参加することは極めて難しくなります。
この場合においても、介護における時間の制約がある旨を書面に認め、提出することが望ましいです。
しかし仕事があるのと同様に、どうしても役員・委員を回避出来ないケースもあるのが実態。
そのような場合はどうすれば良いのか?
回避出来ない場合の対処法
平日及び土日の日中もしくは夜の2時間程度であれば時間が取れることを提案しましょう。
介護においてデイサービスを利用しているのであれば、その時間を活用して参加される方もいらっしゃいますよ!
何とか捻出出来る時間の半分の時間でもOKですので、「参加可能な時間は〜時間です」と無理の無い範囲にて提案することをオススメします。
③自身の体調面の不安でPTAの参加が難しい場合
仕事や介護だけでは無く、自身の体調面における不安から参加が難しい場合も当然あります。
その場合は、体調不良(持病)の原因などの詳細は明らかにする必要はありませんが、体調面が優れないことを明確にして、書面にて提出するようにしましょう。
なお同様にどうしても回避出来ない場合にはこのように申し伝えることをオススメします。
回避出来ない場合の対処法
もしご自身に持病があり通院されているのであれば、通院日を外した日程もしくは通院時間を外した時間帯ならば、2時間程度は参加が可能であると伝えましょう!
何故か参加強制力をもってしまったこのPTAという組織の存在。
家庭の事情において参加出来ない場合には、提案ベースで「これならば参加出来る」というように少し譲歩する形にして下さい。
互いに互いの立場を尊重しよう!
どんな時でもそうですが、困っている相手がいるのであれば手を差し伸べて相談に乗るということが大事ですね。
特にこのPTA活動においては、心身ともに疲弊してしまう方が多いのが事実です。
だからこそお互いにその立場を理解し、尊重することが大切であり、特に何か団体に所属して集団の中で作業をすることが苦手な方に対しては心配りが必要になってきます。
ご自身が初めてPTA活動に参加される立場であるにも関わらず、どうしても参加が難しい時には、気負いなく担任や頼れる先輩保護者の方などに相談してみましょう!
1人で抱えて悩まないようにして下さいね!
まとめ
今回は、小学校のPTAの知っておくべき役員・委員の上手な断り方についてご紹介して来ました!
事情によって参加出来ないことは致し方無いことです。
しかしながら、PTA側の事情にて決定した役員・委員については辞退不可というケースも少なくありません。
そのような場合においては、今回ご紹介したように、「これであれば参加出来る!」という提案ベースで書面に認め、担任などに提出するようにしましょう!
おさらいポイント
🔵PTA活動に参加出来ない場合は、「これなら参加出来る!」と自ら提案ベースで話をすべし!
最後までご覧いただきありがとうございました!