夏場に多い通り雨。
最近ではゲリラ豪雨として街行く人を悩ませる突然の雨が頻繁に起きていますね


いつの日も通り雨には悩ましいく感じてしまうものです。


そこで今回は、俗に言う『通り雨』と『にわか雨』との違いを明確にしつつ、通り雨の特徴について解説していきます。
こんな方におすすめ
- 通り雨とにわか雨との違いについて知りたいです
- 通り雨の特徴について知りたい方
通り雨とにわか雨の違いは?
では、通り雨とにわか雨にはどのような違いがあるのでしょうか?
通り雨とは?
通り過ぎるかのように「さっと」降ってすぐ止む雨
にわか雨とは?

確かにどちらも同じのようですが、実は次に記載したように、通り雨とにわか雨には大きな違いが隠されているのです。
それは…
『継続的に雨が降るかどうか?』
という違いなのです。
つまりにわか雨は一時的にパラパラと雨が降ってしまえばそれ以降はあまり降ることがないことを示す事象ですが、
通り雨については『継続的に』『断続的に』雨が降るという事象に対して当てられた言葉なのです。
通り雨は《対流性の雲から降る雨》とも記述があるため、降り始めた雨の雲群が長く続いていると、継続的に長い時間雨が降るという特徴持っています。
通り雨が発生する原因は?
通り雨が発生原因は何なのか?
それは、夏の暑い日などに発生しやすい雨雲の発生メカニズムから紐解くことが出来ます。
通り雨が発生する原因
夏の強い日差しによって地面付近の空気が温められ、周りの空気よりも軽くなった結果、その空気が上空へ向かって上昇を始めます。
この時に大量の湿気を帯びていると上昇をしながら空気が冷える過程で水蒸気が水滴に変わって、やがて雲に姿を変えます。
雲は一定の場所に滞留しているわけではなく、移動しながら形を変えて、やがて雨をもたらします。
この現象を『通り雨』と表現しています。


通り雨に遭遇したらどうする?
雨宿り出来る場所があれば、雨具が通り過ぎるまで、その場で待機しましょう。
もし身の危険を感じるようなゲリラ豪雨などに遭遇してしまった場合には、出来る限り頑丈な建物の中や、雨の侵入を妨げられるところに避難するようにして下さい。
雨雲の切れ目を狙って、雨が止んでいる時に目的地まで移動したり、より安全なところに移動したりなど、
身の安全を最優先にした行動を取るようにしてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!