一人っ子家族の『クエスト』第八章 対話編

対話で解決!一人っ子家族の悩み 学校生活編

対話する親子のイラスト

 

子供が学校から帰ってきて浮かない顔をしていると途端に心配になりませんか?

 

「何か嫌なことがあったんじゃないか?」

「友達との間に何か問題があったんじゃないか?」

 

などなど、心配の種が尽きることなく、心配がまた心配を読んでしまうわけです。

 

笑う門
気が気がじゃないことは多々ありますよね

 

でもどんな家庭においても、子供の学校生活での悩みについては

 

しっかり子供に寄り添って気にしてあげることが大切なんです。

 

特に気にかけてあげて子供と話す時には、

 

一方的に聞くのではなく、『対話』を意識して話すことで、

 

子供の意見や考え・感情を聞き取れることができるからです。

 

 

我が家では、この対話に重点をおいて子供と話をするようにしています。

 

では具体的にどのように子供の悩みごとなどに寄り添いながら

 

対話をしていくのか、具体例を示しながらご紹介していきますので

 

子供の悩みに対するアプローチ方法がわからないようであれば

 

ぜひ、参考にしてください。

 

ここで得られる知識

  • 子供の悩み相談には『対話する』ことを意識することがベストである理由
  • 具体的な『対話』する方法

 

 

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対話で解決!学校生活編 3つのポイント

対話する親と子供のイラスト

 

 

普段から起きている子供の学校生活における悩みごとはなどは親が察知して、

 

しっかり聞いてあげることが重要です。

 

その悩みの多くはクラスメイトや友人との関係から生まれくることであり、

 

今ここでしっかり解決に導いてあげることで、

 

今度の学校生活においても苦慮なく過ごすことができる可能性もあるからです。

 

重要なのは、子供の心によりながら、子供が自らの感情や意見などを話しやすく

 

なる『場』をちゃんと作ってあげること。

 

そのキーとなるのが『対話』を意識することなんです。

 

『対話』によって、親と子供のお互いの感情を確認することができ、

 

悩みについても素直に話してくれるきっかけができます。

 

では具体的にどのように『対話』することを意識すれば良いのか

 

詳しくみていきます。

 

 

対話する時のポイント①

目線を合わせる

 

物理的に目を合わせて話すことも大切ですが、

 

それ以上の対話の目線を合わせるということが最も重要です。

 

子供が「瑛人君(仮称)と咲希ちゃん(仮称)と一緒に絵を書いている時に、自分の絵のことを馬鹿にした」

 

と相談してきたとしましょう。

 

そのような場合に『目線を合わせる』とは、

 

「聞き手も子供が体験したストーリーの中に入り込んでみる」

 

ということです。

 

例えば「どんな絵を書いていて、どの辺を馬鹿にしてきたの?」

 

と聞いてあげることで関心を持って聞いてくれていると子供は感じます。

 

そして馬鹿にされたか箇所のことがわかったら、

 

「そっか。そうだったんだ。それは悔しいね。でももしかしたらいつの日か瑛人君と咲希ちゃんのことを

 

馬鹿にしてことがあるから、今度はこっちが馬鹿にされたんじゃないのかな?」

 

と聞いてあげて子供が体験したストーリーに入り込み対話を続けてあげることで

 

対話が深まってきます。

 

ですのはまずは話の目線を合わせるという意味で、

 

『子供が体験したストーリーの中に入って対話する』

 

ということを強く意識するようにしましょう!

 

 

ポイント

話の目線を合わせて子供が体験したストーリーの中に入り込んで対話する

 

 

対話する時のポイント②

お風呂などのリラックス空間で対話する

 

これも非常に効果的なので、ぜひ試してみていただきたいのですが、

 

お風呂に入って、身体全体が温まってくると気持ちも穏やかになり

 

リラックスした状態で対話できる準備整います。

 

そうすることで、普段、なかなか親にも話せなかった悩みや相談事も

 

意外にも話してくれるようになり、リラックスしながらも子供と真剣に

 

対話することができるため、対話自体が深まっていきます。

 

リビングや部屋などではどこか身も心もこわばってしまいがちですが、

 

そんな時には思い切ってお風呂場で子供と対話することを試してみて下さい。

 

我が家では、相談事の場は全てこのお風呂場になっています(笑)

 

 

ポイント

リラックスした状態で対話ができるよう、お風呂場を相談場所としてみる

 

 

対話する時のポイント③

親の子供時代の体験談も交えてあげる

 

親である自身お子供時代の体験談も交えてあげると、

 

子供の悩みごとが、悩みごとで無くなる可能性を秘めています。

 

例えば子供が「瑛人君(仮称)に太っているって言われた」

 

と子供が悩んでいたとしましょう。

 

そんな時には「そっか。それが辛かったね。でも実はパパも小さいとき太っててさ、散々馬鹿にされたんだよね」

 

などのように『親である自身も同じ体験をして、それを乗り終えてきた』

 

という意義を子供に教えると、

 

「自分も乗り越えなくちゃ」といった未来思考的な想いを

 

自ら作り出してくれるようになります。

 

ですので、子供の立場を謙譲してあげて対話することで、

 

前向きな解決方法を子供自身で考えてくれるようになるので、

 

積極的に親である自身の過去の体験談などを話してあげて

 

パパやママも同じく乗り越えてきたんだよ!

 

っていうことを子供にも理解させてあげることが大切です。

 

 

ポイント

・親である自身の過去の体験談を交えてあげて、子供の立場を謙譲してあげる

 

これまでお伝えしたこの3つのポイントを押さえることで、子供のしっかり『対話』

 

することができるようになるので、

 

『どうやって子供の対峙すればいいかわからない』

 

ってことであれば、対話する時の3つのポイントを思い出してみて

 

対話するようにしていきましょう。

 

対話する時の3つのポイント

目線を合わせる

お風呂などのリラックス空間で対話する

親の子供時代の体験談も交えてあげる

 

対応が難しい場合には、上の3つのどれか一つでもOKですので、

 

取り組んでみてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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