前回の基礎編では、コピーライティングにおける押さえべき3つのポイントについてご紹介して来ました!
今回のその基礎編をベースに、さらにコピーライティング力を高めるための応用編として、4つの項目に切り分けてご紹介していきます!

こんな方におすすめ
- 知識ゼロから稼ぐためのコピーライティングに欠かせない4つの項目について知りたい方
- コピーライティングで実績を出して、さらに多くのコンテンツ作りをしたい方
初心者限定!知識ゼロから稼ぐコピーライティングのテクニック 応用編
では早速、応用編について4つの項目についてご紹介していきます!
今回お伝えする内容は、コピーライティングには不可欠な要素ですので、しっかり習得することをオススメします。
それではいきましょう!
①共感を得られるストーリーを作ろう!
単行本やその他小説などを読んでいる中、「この経験、私にもある!」とか
「そうそう、この場面ってこんな感じだよね!」
とあたかも自分の過去の経験を投影しているようなシーンに出くわしたことは多いと思います。
実はそこには筆者側の戦略が隠されており、いかにして読者に感情移入してもらいストーリーに没頭してもらうか、
そして読み終わった後に納得感の出せるストーリーにいかに仕上げるかといった工夫をしています。
それが『共感を得る』という手法です。
この共感を得る手法というのは、何も小説などに限られた手法ではなく、ビジネス書やブログに記載する文章であっても応用することが可能です。
例えば、「自分自身が培ってきた筋力トレーニングの方法を用いて、たった1か月間で体重を5kg落とす効果的な手法」にてついて述べることとしましょう。
その際にこの『共感を得る』という手法を応用するとなると、先ずは「あるある話」から始めるようにします。
「あなたも経験ありませんか? 1か月でやせるぞ!と意気込んで始めたものの僅か1週間足らずで諦めて止めてしまったこと。何を隠そう実は私もその一人なのです。」
と言った形で、「失敗したのはあなただけでなく、自分自身も失敗した経験があるんだよ」
というメッセージを付け加えることで、グッと読み手の共感を得やすくなります。
ここでポイントとなるのは「ネガティブな経験から共感を得る」ということです。
何故ならば、人間は「成功する方法」よりも「失敗しない方法」に対してより敏感になる生き物です。
だからこそ、「いかにして失敗を回避するためにはどうしたらよいか?」ということには、よくアンテナが機能し、失敗しない方法などの情報を得る際にはかなり深い感情移入を作り出してしまう訳です。
ですので今回の例で言うならば、1週間足らずで諦めてしまったという「失敗談」を発信し、
読者に共感という感情移入をより深めてもらう工夫が必要になってきます。
文章を書き始めた当初は中々共感を得るためのキーワードやセンテンスが思い浮かばずに、試行錯誤の時期があるかと思います。
「こんな経験、誰が共感してくれるのだろうか?」と思い悩み、中々筆が進まないことが多々あった中、終には共感のエピソードなどは全て省いてしまうというケースもありました。
しかしながら、「自分の経験なんて誰も共感してくれないのでは?」という考えは間違った思い込みであり、
どのようなことでも必ず自分自身の経験側に共感を示してくださる方は必ずいらっしゃいます。
今回のブログを読んで下さっているあなたの経験も、必ず誰かに共感されることは間違いありません。
決して勝手の思い込みや、ましてや共感のエピソードそのものを省いてしまうことなどしないようにして下さい。
②独自のポジショニングで目新しさを狙おう!
情報がありふれている世の中において、完全オリジナルな独自性を打ち出し新しいものを作り上げるということは至難の業であることは間違いありません。
よって一筋縄には全く新しい完全オリジナルなものを作り出すことはほぼ不可能であることを先ずは理解しておくことが大切です。
「えっ? 結局目新しさを狙う方法は無いってこと?」
と思われたかもしれませんが、大丈夫。目新しさを狙う方法は他にもあるのです。
それは「ニッチを狙う」ということ。
つまり今世の中で流行っているものや、これから流行が始まるものの中において、
これまで手掛けてきた大手企業やその他個人でビジネスを立ち上げている方たちが参入していないところや、
クローズアップが手薄になっているところを狙うといった手法です。
今回の内容を例にとるならば、「知識ゼロから稼ぐコピーライティングのテクニック」ということで、
知識ゼロからの初心者から、コピーライティングで収入を作り出す内容に特化しております。
先ずは周りに目を向けて流行っているもの、そしてこれから流行りそうなものをチェックして、そこにニッチとなる攻めるべき所がないか探してみましょう!
必ずニッチとなる箇所がありますので、そこを見つけ出し必要とされている情報は何か、そしてどのように伝えればその情報を必要としている人に届けられるか考察してみましょう。
③「二項対立」で表現しよう!
二項対立とは「1つの物事を2つの視点で捉えて、肯定意見と否定意見に分けて記載する」という手法です。
この手法を利用する意図しては、肯定意見を正として、読者にこの肯定意見を取り入れていただくという文書の作成者側の戦略に基づいています。
つまりこの肯定意見こそが、発信者側が読者を最終目的地に届けるための重要な要素となる訳です。
ここで具体的事例で考えてみたいと思います。
「オーガニック料理」をテーマに設定してみましょう。
先ずは肯定意見と否定意見の2つに分けます。
ここで用いる肯定意見としては、「最新の調理器具を取り入れた全く新しいオーガニック料理」とし、
否定意見としては「これまで巷で主流とされてきた手法でのオーガニック料理」とします。
そして次に否定意見について何故、否定的なのかを記述し、デメリットや未来の末路などを記載します。
否定意見の具体例
「今、巷で主流とされているオーガニック料理の手法では、十分に素材の旨みを引き出すことや、効率的に栄養素を吸収することが出来ていないことをご存知ですか?
このままその手法でオーガニック料理を続けていても素材の持つ本来のエネルギーを活用することが出来ないばかりか、素材そのものにダメージを与えてしまうことにつながってしまうのです」
と言った形で、現状を否定してそれを続けていくことのリスクを強調するようにします。
その後に主張したい肯定意見を述べるようにします。
肯定意見の具体例
「そこで開発されたのが、○○の最新調理器具を取り入れた全く新しいオーガニック料理の手法です。
今回開発された最新の調理器具を使ってオーガニック料理を作ることで、これまでの2倍以上の栄養素を抽出することが出来、さらには旨味成分もさらに濃縮され、シェフ顔負けのワンランク上なオーガニック料理を楽しむことが出来ます!
このように読者を最終目的地へ導きたい肯定意見を述べるようにします。
そして最後に「何故、肯定意見を取り入れてもらいたいのか」といった文章で補足します。
補足の具体例
何故ここまで○○の最新調理器具を取り入れたオーガニック料理の手法を取り入れることが良いのか。
その理由は私自身がこの○○の最新調理器具を取り入れた結果、〇〇や〇〇が劇的に改善出来たからです。
もしあなたが同じような効果を望んでいるのであれば、是非、○○の最新調理器具を取り入れた最新のオーガニック料理の手法を採用してみてください…」
と言ったように読者自身にも理想の未来像を実現してもらいたいと補足するようにします。
いかがでしょうか。
このように1つの物事を2つの視点で捉え、発信側が読者を最終目的地へと導くものを肯定意見として記載し、
否定意見と対立、すならち「二項対立」させることで、発信者側の想いが読者に届きやすくなる感じがしませんか?
これこそが「二項対立」という文章術がもつ大きな力なのです。
それほどまでにこの「二項対立」という手法が人の感情を動かす意味においても最も効果があり、活用できる場面の幅も広いということから、最強の文章術と言っても過言ではないでしょう。
④限定感を演出しよう!
もう1つ忘れてはいけない文章術としてあるのが、「限定感を演出する」という手法です。
人間は「残り3点限り」とか「期間限定で販売」などといった限定感を演出したフレーズに弱く、
今しか手にすることが出来ないなどという限定感を植え付けられるとすぐに購買行動に出てしまうという特性があります。
我々日本人は特にこの「限定」に弱く、筆者である私ものその一人です。
書き進める文章の中においても、この「限定感を演出する」手法を大いに活用することをおすすめします。
特にこの限定感を謳った文章術が映える媒体としては、インターネットを通じたコンテンツ販売や希少性の高い商品の販売などに効果的です。
限定数量を設定したり、販売期間を残り数時間としたりなど手法は様々ですが、
書き連ねてきた文章の終盤あたりにこの「限定感を演出する」フレーズを埋め込むようにして見て下さい。その効果を実感できるはずです。
このように良い意味で読者の感情を揺さぶり、購買行動を誘発させるという手法を大いに活用してみましょう。
まとめ
今回は知識ゼロから稼ぐコピーライティングのテクニック応用編として、4つの項目についてご紹介して来ました。
普段何気なく目にしている文章であっても、そこには読み手を惹きつける細かなコピーライティング術が散りばめられています。
是非、日頃から今日お伝えした内容を意識して実践してみて、コピーライティングのテクニックを磨いて下さい!
必ず自分が目指した結果は出ます!
諦めずに今日もコツコツ積み上げていきましょう!
おさらいポイント
🔵読み手の目を引くストーリー作りをすべし!
最後までご覧いただきありがとうございました!