笑う門スタートアップガイド

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30代~40代のパパママ世代向け

笑う門コンサルタント『ヒロ』の

《笑う門スタートアップガイド》

 

目次

・はじめに

・第1部:笑う門になるために先ずやる事

第1章:今の現状を《棚卸し》する

第2章:悩みの《種》を洗い出す

第3章:理想の《形》を書き出す

 

・第2部:夫婦関係を良好に保つ秘訣

第1章:お互いに尊重し合うことが前提

第2章:行動パターンを理解する

第3章:《奥さん》を立てることが大事

 

・第3部:子供との関係を良好に保つ秘訣

第1章:親だからという考えは捨てる

第2章:同じ目線に立って考える

第3章:自分の子供時代を振り返る

 

・第4部:実親・義理親との関係を良好に保つ秘訣

第1章:帰省は《奥さん》→《夫》の順番に

第2章:でしゃばり過ぎず、相手の色に染まる

第3章:最低限、月イチで連絡(メール、LINE)する

 

・第5部:番外編~親族との関係を良好に保つ秘訣~

第1章:兄弟姉妹とは適度に距離をとる

第2章:叔父叔母との連絡は年1~2回でOK

第3章:従兄弟従姉妹の現状のみ把握しておく

・あとがき

 

 

はじめに

家族の中において、夫婦の関係性や子供との接し方について悩みが尽きないことありませんか?

 

家族と言えども、人それぞれが違った価値観を持っているからこそ考え方の違いや意見の食い違いがあることは当然のこと。

 

しかし、家族という一番身近な存在であるが故にお互いに衝突し合ったり、それまでの良好な関係性を損ねてしまうことも事実としてあります。

 

「何で自分のことを理解してくれないんだろう?」

「いつも自分の意見は後回し」

 

などのように、一番頼れるはずの家族に対しての不満や不信感を抱いてしまっている方も多い訳です。

 

何を隠そう筆者である私『ヒロ』もその一人でした。

 

30歳になる直前に結婚をして、運良く子供にも恵まれ新しい家族とともに日々の生活を送っていました。

 

しかしながら、家族が増えていくにつれて段々と自分の立ち位置が分からなくなってきて、「自分は家族の一員としてどうあるべきなのか?」と自問自答する日々が増えてきたのです。

 

何故このような考えに至ったのか?

 

それは、夫婦間の関係において《自分の考えと相手の考えがいつも衝突を起こして全く生産的では無い》ことや、子供との関係において《親として正しいことを言って指導しているが全く成長を示してくれない》など言った悩みが常に自分を取り巻いていたからなのです。

 

このような悩みを抱きながらの夫婦生活や育児では当然、やる事なす事上手くいく訳がなく、いつも家族から不満を言われ完全に意気消沈する日々が続いていました。

 

「家族を持つということはこういうものだから、こんな悩みがあるのは当然か…」

 

と半ば自分自身に言い聞かせて、悩みの種に背を向けて悩みを見ないふりをすることに縛られていたのも事実です。

 

「でもこのまま同じ環境で何十年も家族と時間を過ごすと考えると、絶対気持ちが追いついてこないよな…」

 

このように、家族との時間や関係性そのものに不安感を募らせていた時期もあり、一度しかない自分の人生の在り方についても思いを馳せていた時期でした。

 

でもそんなある日。

 

「このまま同じ考え方で毎日を過ごしていたのでは何も変わらないし、今の家族との在り方を改善することは出来ない。」

「だったらこの際、自分自身の考え方を変えてみよう!」

 

と思いたったのが私の家族との関係性を大きく変えるターニングポイントとなり、家族団らんコンサルタントとして歩み始める第一歩となったのです。

 

先ず自分が最初に行ったこと。

 

どうすれば今の自分の考え方を変えて、家族との関係性を改善することが出来るのか?

 

そのヒントを自分の仕事環境から紐解くことにしてみたのです。

 

私は営業マンとして対面(もちろんWEBでも)で《接客》することを生業に日々自分の提案内容をお客様に説明し、提案した内容にて成約頂くということを毎日当たり前のように繰り返していました。

 

その日々の提案の中においては、「どのようにお客様と接してお客様の悩みを聞き出し、そしてお客様の悩みの解決へと繋げるか」と言った《商談のスキル》こそが提案した内容の成約率を大きく左右します。

 

私はこの《営業マンとしての商談スキル》にこそ何かヒントがあるかもしれないと考え、

 

日々の家族との生活の中においても、営業マンの商談スキルを使いながら、家族をお客様として見立てて接するようにしたのです。

 

するとどうでしょう。不思議とこれまでに悩みの種であった夫婦間の関係性や育児における子供との関係性が大きく変化し、

 

お互いの衝突ということがほとんど無くなったことで、これまでギクシャクしていた家族との関係性が瞬く間に改善していったのです。

 

今ではこのスキル無しには家族の関係性を良好に保つことを語れないくらいに最重要視しています。

 

申し遅れました私、笑う門コンサルタントとして、主に小学生のお子さんをお持ちの30~40代のパパママ世代の方に向けて、営業マンの商談スキルを活用した家族関係を良好に保つ考え方やその手法についてお伝えしている『ヒロ』と申します。

 

2012年に結婚をして今年で結婚10年目を迎え、子供とともに毎日を貴重な一日として楽しく過ごしています。

 

私のこれまでの経緯については先にご紹介のとおりですが、私と同じような悩みを抱えた方々は本当にたくさんいらっしゃいます。

 

悩みに悩んだ挙句、大事な結婚生活を終えてしまう方。

 

さらには意図的に家族と離れ離れとなり、隠れるように違った生活を送られる方もよく見受けられます。

 

もし貴方が今、過去の私と同じように家族との関係性について悩んでいるのであれば、何か新しい取り組みを始めてみて下さい。

 

悩みを抱えたままの生活では決して長続きしないことは目に見えていますし、何かを変えない限りは今の現状を変えることは出来ません。

 

そして、現状のままに過ごしていてはいつまでも同じことの繰り返しで、家族との関係性における悩みの種は無くなりません。

 

今回は私が悩んだいたことと同じ悩みをお持ちの方に、家族との関係性を向上させる『スタートアップガイド』として、本書を無料で差し上げた次第です。

 

実際に私が取り組んだことをありのままに書いています。

 

本書を読んで頂き、少しでもあなたの悩みの種を減らすことが出来れば嬉しいですし、あなたが考える《本来あるべき家族像》を手に入れられることを切に願っております。

 

行動しないといつまでも同じ環境のままです。

 

今、この瞬間から新たな家族像を手に入れるための行動を起こしましょう!

 

第1部:笑う門になるために先ずやる事

第1章:今の現状を《棚卸し》する

先ず初めにやらなければならないこと、それは今の自分がどのような状況に置かれているのか《棚卸し》をすることです。

 

何か新しいことを始めるにあたり、自分自身の現状がどのような状態なのかを掘り下げていく作業を行う必要があります。

 

何故ならば、この《棚卸し》をすることによって自分自身の現状の整理と問題の明確化が出来るようになるからです。

 

例えば、夫婦関係における現状において棚卸しするのであれば、「一日の中での会話量はどうだろう?」や「相手に対しての言葉遣いは正しいか?」など、

 

日々の生活の中の何気ないシーンを思い浮かべて、そこから掘り下げていくようにします。

 

「会話する量が足りないかなぁ…」と感じているのであればそれが自身の置かれている現状であるため、先ずはその現状に対して目を背けず、自身の現状として受け止めるようにしましょう。

 

第2章:悩みの《種》を洗い出す

現状の《棚卸し》をすることが出来たら、今度は抱えている悩みの《種》を洗い出すようにします。

 

現状を振り返り、今、自分自身は何に悩んでいるのか?を言語化して書き出してみるのです。

 

先程の夫婦関係の棚卸しを例にとると、夫婦関係が拗れているという悩みから「一日の会話量はどうだ?」という棚卸しすると、「お互いにギクシャクしているのは会話量が足りないからかも知れない」という仮説を立てることが出来ます。

 

その仮説から紐解くことで、悩みの種は「一日の会話量が足りないことによって意思の疎通が減りお互いにギクシャクしている」という悩みの種を洗い出すことに繋げられるのです。

 

悩みの種が明らかになれば、あとはそれに対して改善していくというアクションです。

 

会話量が少ないことが問題なのであれば、意図的に会話量を増やしてみたり、会話に繋げることが難しいと感じたならば、積極的にこちらから話を掛けてあげたりと言った工夫をしてみましょう。

 

第3章:理想の《形》を書き出す

現状の棚卸しと悩みの種の洗い出しが終わったら、最後の仕上げとして、自分が考える理想の《形》を思い浮かべて、それを紙やノートに書き出します。

 

なお、ここで言う《形》とは、夫婦関係や子供との距離間など家族と過ごす中での自分自身の姿のことを指します。

 

夫婦関係の悩みの種を解消するための会話量を増やすことで、「毎日、話足りないくらいにたくさん話してお互いの考え方や今やらなければならないことが分かるようになる」

 

と言ったような自身が考える理想像を作り出し、それを紙やノートなどにアウトプットするようにします。

 

このアウトプットこそが大事なポイントなのです。

 

しっかり《言語化して書き出す》ことによっていつでもその理想像を振り返ることが出来るため、自身の立てた理想像(目標)を常に確認することが出来ます。

 

なお、頭で考えて頭の中だけで処理しようとすると、いつの間にかその理想像が薄らいでしまい、結局自分は何をしたかったのか?というようにまた振り出しに戻ってしまうことがあります。

 

それを避けるためにも言語化して書き出すというアクションが功を奏す訳です。

 

さらにその理想像を『いつまでに達成する』というような期限を設けるようにしましょう。

 

期限が無いとダラダラとやってしまいがちです。

筆者の私もそうでした。

 

ですので、『何月までには必ず達成するぞ!』という数値目標も折り込むようにしましょう。

 

第2部:夫婦関係を良好に保つ秘訣

第1章:お互いに尊重し合うことが前提

ここから具体的な考え方について解説していきます。

先ず冒頭は《夫婦関係》を良好に保つ秘訣についてみていきます。

 

結論、何よりも大切なのは『お互いを尊重し合うこと』です。

 

お互いの立場を理解し、容認することで断然にその関係性は改善されます。

 

綺麗ごとのように聞こえるかも知れませんが、これが最も重要なのです。

 

何故ならば、相手を尊重する器量がなければ全て自分よがりな考えにおいて相手の行動を推し量ってしまい、結果として関係性が拗れるこたにつながってしまうからです。

 

「夫だからこうあるべき!」

「妻だからこうあるべき!」

 

という考えに支配されていると、決して相手を尊重出来るステージに上がることは出来ません。

 

むしろ、相手の考えや行動を制限してしまい非常に窮屈な立ち位置において互いの役割を果たさなければならなくなり、全く生産性の無い夫婦関係に陥ってしまいます。

 

ですので、夫が、妻が、どうしたらもっと快適な日々を過ごすことが出来るか?と言ったように、

 

相手のステージに立ち、そして目の前に広がる風景から推し量って必要なことに対する手助けをしてあげることが大切なのです。

 

夫婦関係におけるこれまでの固定観は全て取り払って下さい。

 

そして相手のステージに上がり、目の前の風景を見渡してみて下さい。

 

すると今お互いに何が必要で何をすべきく自ずと見えてきます。

 

そうしたらもう相手を尊重出来るステージに上がる準備が整っているはずです。

 

今日から早速取り組んでみましょう。

 

第2章:行動パターンを理解する

これも相手を尊重することに繋がることですが、『行動パターン』を理解することも夫婦関係を良好に保つためには外せない重要なポイントです。

 

夫婦生活の中においては当然に両者の行動パターンが存在します。

 

例えば、「起きる時間はいつも何時」とか、「食事の前にやっている筋トレなどのルーティーン」など様々な事柄があり、

 

夫婦お互いに大切にしていることや日課にしていることなどたくさんある訳です。

 

それ以外にも「食事の仕方」、「掃除をする順番」などありとあらゆるものにおいて、互いにその行動パターンが異なります。

 

この行動パターンに対して、お互いに理解を深めるというアクションが重要なのです。

 

何故ならば、この行動パターンの違いこそが夫婦関係に亀裂を生じさせ、悪化させてしまう要素となるからです。

 

イメージしてみて下さい。

 

今目の前で相手が一緒に出かける準備をしています。

 

自分自身の準備はすでに完了しておりいつでも出発出来る状態にあるにも関わらず、未だ相手は準備を続けています。

 

設定した出発時間には間に合うものの、未だ準備が完了しておらず、それどころか今やらなくて良い片付けを始めたり…

 

という状況の場合に、とてもイライラした経験はありませんか?

 

筆者も幾度となくイライラした経験があります。

「何で今それをやるかなぁ?…」

 

と言ってしまったり、心の中で激しく憤っていたことがたくさんありました。

 

これこそが相手の行動パターンを全く理解出来ておらず、容認出来ていない証拠です。

 

そのようにしてお出かけした当日は、外出先で必ず口論になったり、喧嘩したりと、さらに夫婦関係に亀裂を発生させてしまうことになるケースが筆者にもたくさんありました。

 

そこで見直すポイントとして台頭するのがこの『行動パターン』を理解するというアクションです。

 

「夫には夫の、妻には妻の大切にしているルーティーンがあるんだな。」

 

と言った感じで行動パターンを理解し容認するようにします。

 

すると、相手の行動パターンが気にならなくなりいつしか、それが当たり前かのように受け入れられる日が来る訳です。

 

ここでも相手を尊重すること同様に自分の固定観念は取り払い、相手のステージに立つようにして下さい。

 

注)夫婦間で決めたルールを破るなどの行為は行動パターンを容認することにはなりませんので、予めご注意下さい。ルールを破ったら徹底的に叱りましょう!

 

第3章:《奥さん》を立てることが大事

どんな時代であってもレディーファーストの大切さには変わりありません。

 

それは夫婦間においても同様です。

 

「どうすればもっと妻が過ごしやすいリビングに出来るか?」

「どうすればもっと使い勝手の良いキッチンにすることが出来るか?」

 

などと奥さんの目線で家庭の環境の改善を考えることを優先するようにしましょう。

 

もちろん奥さんから「こういうふうにしたいんだけど、どうかな?」という提案があった場合には、余程、道義的では無いこと以外のことであれば、容認することが大切です。

 

いかに奥さんに快適な日々を過ごして貰うかも、良好な夫婦関係を保つための大きな要素です。

 

「奥さんあっての夫婦なんだ!奥さんあっての家庭なんだ!」

 

という感謝の気持ちを持ちながら、これからも夫婦生活をともに歩んでいきましょう!

 

第3部:子供との関係を良好に保つ秘訣

第1章:親だからという考えは捨てる

続いては自分の子供との関係性における考え方についてです。

 

先ず第一義的に、「親だからこうあるべき」という考えは捨てるようにしましょう。

 

何故ならば、この考えに支配されている以上はいつまでも「親だからという立場」を見直すことが出来ないからです。

 

少し逆説的に聞こえるかも知れませんが、この考え方が子供との関係を良好に保つ大きなポイントとなります。

 

ここでお伝えしたいことは、『同じ家族の一員である』という意識を持ってもらいたい、ということです。

 

もちろん形式的には親という姿を変えることは出来ませんが、立場を見直すことはいくらでも出来てしまいます。

 

例えば、自分自身のミスによって子供に迷惑をかけてしまったとしましょう。

 

それに対して自分の子供から容赦なく怒られたとします。

 

このような状況の場合において、『親だからという立場』に縛られていると、ほとんどの親御さんが子供に向かって「親に向かってその言いようは何だ!」と憤ってしまうことでしょう。

 

しかしながら、『同じ家族の一員』という立場で居ることによって、素直に「ゴメンね。失礼しました」と子供に対して頭を下げられるようにもなる訳です。

 

選択する立場の違いによって、自らが取る態度が180°変えることが出来るようになります。

 

『親だからという立場』と『同じ家族の一員という立場』があった場合にあなたはどちらを選択しますか?

 

子供との関係性を良好に保つ中においては、後者の『同じ家族の一員という立場』の方が有意義であると思いませんか?

 

今一度、自分の立場について考察して、子供との関係を良好に保つもしくはさらに良くするためには、自分がどうあるべきか模索しましょう。

 

第2章:同じ目線に立って考える

親として、そして教育者として子供と接するにあたり、どうしてもやりがちなのが、「上から目線で対処する」といことです。

 

例えば、子供がお友達との関係性に悩んでいて親に相談して来た際に、「…なんだ、その程度のことか…」と思い、

 

「こういう風に対応しなさい」

 

というように上から目線で子供の相談に対処していないでしょうか?

 

もちろんこの対処が悪いわけではありません。

 

もちろん正しいことを伝えていることでしょう。

 

しかしながら、子供からすると、上から目線であるが故に高圧的に感じてしまい、本質的に解決したかった悩みに行き着くまでに話しが終わってしまうことがあります。

 

こうなってしまっては、子供の悩みの解決どころか、子供からの信頼を損ねることになってしまうのです。

 

そこで意識すべきことは、『同じ目線で考える』というアクションです。

 

子供から悩みを打ち明けられたら、子供と同じステージに立って一緒に考えてあげるのです。

 

「いつも一緒に遊んでいたお友達が急に遊んでくれなくなった」という悩みがあったとしましょう。

その場合は、

 

何か自分の取った態度で思いあたる節はないか?

 

どうすればまた一緒に遊んでくれるようになるのか?

 

ということを一緒に真剣に考えるようにします。

 

すると、子供自ら解決の糸口を見つけ出したり、対処方法に気付いたりしてくれるようになり、子供にとってもプラスになる要素を発見出来るようになります。

 

このように子供と同じ目線で考えることで、子供からの信頼もさらに大きくなり、「やっぱりパパ、ママは凄いや!」と心を寄せてくれるようになるのです。

 

子供との距離を感じているのであれば、先ずは子供と同じ目線で考えるというアクションを取り入れてみて下さい。

グッと距離が縮まることを実感出来るでしょう。

 

第3章:自分の子供時代を振り返る

自分の子供との距離が開きすぎてしまい、中々その距離を縮まることが難しいケースもあります。

 

その場合にはこれまでお伝えしてきた、「同じステージに立って同じ目線で考える」ことを諦めずに継続していくことが大事ですが、

 

あらためて自身の子供時代はどうであったか振り返ってみて欲しいのです。

 

子供は自分の姿を映し出す《姿見の鏡》とも言われています。

 

自身の子供時代に親に対してとった態度を、まるで模倣するかのように自分の子供が同じ態度をとるということが多々あります。

 

不思議なくらいに同じ態度をとるのです。

 

口の利き方、話し方、人の話を聞かない

などとその全てが同じなのです。

 

そこに気付けることが出来たならば、先ずは自身で反省し、さらには心の中で良いので子供に向かって「ゴメンね」と謝るようにしましょう。

 

すると不思議にも子供自身の態度が変わって、その距離間を一気に縮めることが出来ることに繋がるようにもなります。

 

最愛の子供だからこそいつまでも信頼される存在でありたいですからね。

 

第4部:実親・義理親との関係を良好に保つ秘訣

第1章:帰省は《奥さん》→《夫》の順番に

次に実親・義理親との関係についておすすめの考え方をお伝えします。

 

注)ここでは、実親・義理親とは別居していることを前提にした内容となっております。筆者自身、夫婦お互いの実親・義理親との《同居》の経験がなく、経験則が無いことはお伝え出来ないので悪しからずご了承願います。

 

夫婦にとって何かとトラブルを巻き起こしやすいのが実親や義理親とのとのトラブルです。

 

特に嫁姑問題はトラブルの最たるものであり、今も昔も変わらない事実です。

 

ですので可能な限り嫁姑問題は回避するという観点から、夫婦で良く話し合い、夫側の義理親とは少し距離を置くなどのことを考えておく必要があります。

 

そこで大切となってくるのが、実親・義理親の家に帰省する際の順番です。

 

結論はタイトルにあるとおり、《奥さんの実家への帰省を最優先にする》ということです。

 

これも『奥さんを立てる』ということにも繋がってきますが、先ずは奥さんの心を充足させることを優先しましょう。

 

もし奥さんのご実家に泊まることが出来るのであれば、より滞在時間を延ばしてあげる観点から可能な限り実親との時間を確保するようにします。

 

そうすることで、日頃の夫婦生活には無い《親子水入らず》の時間を作ることが出来、奥さんの心を充足感を高めることに繋がるので、是非、意識してみて下さい。

 

そして今度、夫側の実家へ帰省する場合には、嫁姑仲がとても良い場合は除いて、出来る限り滞在時間は短めに設定することがオススメです。

 

先にもお伝えしましたが、

家庭においては、

 

「奥さんあっての夫婦なんだ!奥さんあっての家庭なんだ!」

ということを意識することが大切であるため、奥さんの心の充足感を下げてしまわないようにすることも大切な夫婦の営みになります。

 

第2章:でしゃばり過ぎず、相手の色に染まる

またこれは夫婦お互いの実家に帰省した際に大切となる考え方ですが、とにかくでしゃばり過ぎないことを意識しましょう。

 

これは実親に対しても当てはまります。

 

実親だからと言って、でしゃばり過ぎても構わないということはありません。

 

自分が結婚し、夫婦生活を始めて実親とは離れて暮らし始めた以上、生活スタイルは異なり独自の家庭の色合いが出てきます。

 

その色合いに合わせて対応することが大切です。

 

特に義理親に対してはその家の色合いに染まる意識で、でしゃばり過ぎず無いことをオススメします。

 

ここで1つテクニックをお伝えします。

 

例えば、実親・義理親から「コレもう使わないから使ってね!」と食器やその他生活用品をお土産としてをいただたとします。

 

どう考えても今の自分の家庭においては不用なものであっても、一旦は有り難く頂戴するようにしましょう。

 

ここで断ってしまうと、自分自身の《人間性》に対する不信感を生み出してしまうことに繋がってしまうためです。

 

礼儀正しさはいつの時でも人を安心させる効果があります。

 

尚更、実親・義理親においては、その礼儀正しさから「この夫婦は大丈夫だ!」と判断する一つの指標として捉えているケースが多いのです。

 

ですので、決して実現・義理親の善意を損ねることは避けて、夫婦として安心して貰えるように礼儀正しく対処するようにしましょう!

 

第3章:最低限、月イチで連絡(メール、LINE)する

結婚して自分の家庭を持つようになると、どうしても実親・義理親と会う回数も減り、中々、予定も合わずに何ヶ月、何年とも会えないケースもあるかと思います。

 

そこで最低限のアクションとし、月イチでもOKなのでLINEやメールなどで定期連絡してあげるようにしましょう。

 

実親・義理親からしてみれば、自分の子供から連絡が入るとそれだけで嬉しくなって活力を見出すことに繋がったりします。

 

特に自身にお子さんがいる場合には、子供の写真をLINEで送るだけで、ホントに喜んでくれて実親・義理親の家庭に爽やかな空気を送り込むことにも繋がるので、

 

月イチを目処に定期連絡をしてあげることを是非実践してみて下さい!

 

第5部:番外編~親族との関係を良好に保つ秘訣~

第1章:兄弟姉妹とは適度に距離をとる

ここからは夫婦生活や一家族感において直接的な関係性は無いかもしれませんが、番外編として《親族》との付き合い方の考え方についてご紹介いたします。

 

先ずは実兄実姉・義理兄義理姉などの兄弟姉妹との付き合い方についてみていきます。

 

結論は、タイトルのとおり『適度に距離を取る』です。

 

何故ならば、実親・義理親と比較してさらにお互いに生活スタイルに違いが生じており、過度な介入によってトラブルを引き起こし兼ねないからです。

 

例えば、義理兄義理姉も自身同様に家庭を持っており子供いる環境である場合、その家庭の生活リズムや子供との関係性も全く自分の家庭とは異なっているケースがあります。

 

食事に関する考え方、

子供の教育に関する考えた、

休日の過ごし方に関する考え方

 

など様々なポイントにおいて自身の家庭とは様相が全く異なることの方が多いわけです。

 

むしろ赤の他人レベルにその違いが顕著となることもあります。

 

そのような場合に同じ親族だからと言って相手の家庭に心情面で土足で上がり込んでいってら、受け手側はどのように感じるでしょうか?

 

その家庭や人によって受け取る感情の差はあるかもしれませんが、

 

大半は、「同じ親族だからと言って、遠慮無しに土足で上がり込んでくるのはちょっとやり過ぎじゃない?」

 

と思い、もう会いたく無いなどとそれまでの関係性が疎遠になってしまうなどのトラブル引き起こしてしまい兼ねません。

 

なので同じ親族でかつ関係性という意味で距離の近い実兄実姉・義理兄義理姉とは適度な距離感を保ち、礼節をもって対処することが望ましい訳です。

 

自身の子供と実兄実姉・義理兄義理姉の子供同士が年齢が近くそして興味を持っている遊びがたとえ同じであったとしても、過度に介入することは避けるようにしましょう!

 

第2章:叔父叔母との連絡は年1~2回でOK

中には密接な関係性の中で日暮しされている方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方は、叔父叔母との関係性は然程濃くないと思います。

 

故にこちらも過度な介入は不要です。

 

過度の介入が不要な訳は先にお伝えしたとおりですが、こちらも適度な距離をとり、定期連絡としては年に1回~2回と言ったところがベストです。

 

筆者の事例で言えば、叔父叔母への連絡は年始の《年賀状》と《お中元に添える手紙》だけです。

 

それでも十分に定期連絡の役割を果たしますし、適度にお互いに意思の疎通が出来るので、関係性を損ねることなく対処出来ています。

 

もし今、叔父叔母との距離感に悩んでるいるのであれば、年1~2回くらいの定期連絡を始めてみて下さい。

 

付かず離れずという微妙な距離感を創出するには年1~2回くらいが丁度良い形となります。

 

第3章:従兄弟従姉妹は現状のみ把握しておく

親族の中ではさらに関係性が遠くなりがちな従兄弟などとの関係性です。

 

結論としてはさらに距離を保つ形で、《現状のみを把握さする》ということに止めるようにしましょう!

 

現状のみを把握するとは、『何処に住んでいて、家族は何人で、仕事はどのような仕事をしていて…』などのその家庭の概要のみを知っておくことを指します。

 

余程深いお付き合いが無ければこの程度で問題ないですし、さらに関係性を深めたいのであれば、新年会などのイベント時に親族が集まった際に深めの情報交換をすれば一気に距離感を縮まることは可能です。

 

これまでお伝えして来た親族との関係性においてまとめとして大切なことは、とにかく《一定の距離感を保つ》ことです。

 

良かれと思ってしたことがキッカケで親族から総スカンを食らってしまうこともなきにしもあらずです。

 

是非このポイントを押さえるようにしましょう!

 

あとがき

以前、子供がまだ幼稚園児の時に子供に対してもこんな質問をしました。

 

筆者:「パパとしてだったらパパに何点くれる?」

子供:「う~ん。…30点…」

筆者:「…っう。どうして30点なのかなぁ?」

子供:「だって怒ると怖いし、ちゃんと話聴いてくれないから」

筆者:「…ご、ごめんなさい。改善します、、」

 

あまりの点数の低さに落胆したのと同時に、子供にこのようなマイナスの感情を抱かせてしまった自分に怒りと深い反省を覚えたことを記憶しています。

 

子供の答えの中で最も反省したのが、「ちゃんと話聴いてくれないから」という言葉に対してでした。

 

その言葉を聞いて思い返してみれば、思い当たる節が沢山あったのです。

 

例えば、仕事から帰って来て妻と今日一日のことや仕事の内容を話している時に、「ねぇ、聞いて聞いて!」と子供が割って入って来た時に、「今はママと話しているんだから後にしなさい」と子供に対しても言い、子どもの話を遮ってしまうことが多々ありました。

 

子供からしてみれば、その日一日にあったお友達との出来事や何か楽しい事があり真っ先に話して伝えたいのに、

 

「後にしなさい」と言われてしまえばどんな寂しい気持ちになるか、そして「自分のことなんてどうだっていいんだ…」という負の感情に支配されてしまうか、

 

ということを考えた時に、自分は子供に対して「なんていうか態度をとってしまったんだ…」と

 

そこで初めて深い反省点に気がつくことが出来たのです。

 

「だから30点という点数は当たり前かぁ…」

 

その瞬間に心の中で子供に対して「今までゴメンね」と謝り、そしてもう2度と同じ過ちは繰り返さないと自分の心に誓ったのです。

 

それからと言うもの、仕事から帰ってきたら先ず子供にその一日の出来事や楽しかったこと、さらには悲しかったこと、子供の心を揺り動かすキッカケになったであろうことは全て聴き入るようにしたのです。

 

そして暫く日にちが経ってからまた同じ質問をしてみたのです。

 

筆者:「ねぇ、パパとしてだったら今パパに何点くれる?」

子供:「う~ん。…99点!」

筆者:「ホントに!ありがとう!でもどうして99点もくれるの?」

子供:「最近優しいし、話聴いてくれて楽しいから!」

筆者:「…うぅ、ありがとう!」

泣きそうなくらい嬉しかったです。

※正確には少し泣きました(笑)

 

この一連の子供とのやり取りの中で学んだこと。

それは、

『家族と"正面"から向き合う』

ということの大切さでした。

 

この学びを得るまでは、家族との会話は何処となくうわの空で聴いているようで聴いていない状態だったのです。

 

妻からは「それ、さっき言ったじゃん!」とか、

子供からは、「それ前にも話したよ」など、

 

折角家族のみんなが自分に対して話してくれたことも忘れるくらいほとんどがうわの空状態でした。

 

そこで、

「しっかり正面切って向き合わなくちゃ!」

という強い感情が自分の中に芽生たのです。

 

このように思い変え出来たのも、それもこれも家族という大切な存在があったからこそ成し得ることが出来たと実感しています。

 

もしあなたが筆者の私と同じ境遇で悩んでいたら、先ずはしっかり家族と正面切って向き合うようにして下さい。

 

必ず局面は改善します。

 

家族との掛け合いの無い時間を素敵な時間にするために、今日から《家族円満》に向けた活動をスタートしましょう!

 

p.s:子供の評価が99点で、100点まであと1点足りなかった理由は、「思いっきりオナラするから」…でした。

ごめんなさい。次から優しくオナラします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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