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「また肩が重い…」──そんな日、続いていませんか?

最近、パソコン作業をしていると肩がズーンと重い。
気づけば首を回して、「また痛いな…」とため息。
そんな時、「姿勢が悪いのかな」「年齢かな」と思っていませんか?
実は、メンタルの緊張が大きく関係していることが多いんです。
ストレスや不安が続くと、無意識に筋肉を固くしてしまい、
結果として「肩こり」「頭痛」として体に出てくるんですね。
でも、体をほぐす前に“心”を少しゆるめるだけで、
驚くほどスッと軽くなることがあります。
1. 「呼吸を整える」だけで、頭痛が軽くなる理由

呼吸って、意識しないとすぐ浅くなります。
特にストレスがかかっていると、無意識に胸の上の方だけで息をしてしまう。
この“浅い呼吸”が、肩や首の筋肉を固める原因になります。
私も以前、忙しさに追われていた時期、
「肩が石みたいに硬い」「頭が重い」という状態がずっと続いていました。
そんな時に整体の先生に言われたんです。
ココがポイント
「肩より先に、“呼吸”をゆるめましょう」
🔹30秒でできる「ゆる呼吸」
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椅子に浅く座り、背中をまっすぐに。
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鼻から4秒かけて吸い、
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口から6秒かけてゆっくり吐く。
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吐くときに「肩と首の力を抜く」と意識。
ポイントは、“ゆっくり吐く”こと。
息を長く吐くと、副交感神経が働いて心も体もリラックスします。
最初は30秒だけでもOK。
仕事の合間や通勤中、ちょっとしたスキマ時間に取り入れてみてください。
2. 「考えすぎ」を手放す──“思考リセット”1分ルール

肩こりは、筋肉のコリだけじゃありません。
実は「考えすぎ」や「心配しすぎ」が続くと、
脳が常に“オン”の状態になり、体にも緊張が伝わるんです。
「これもやらなきゃ」「あれはどうしよう」と頭の中で考え続ける。
その状態が長く続くと、脳が休む暇を失って、
肩や首に“思考のコリ”がたまってしまうんですね。
🔹すぐできる「思考リセット」1分ルール
やることはとても簡単。
「今、この瞬間」に意識を戻すだけです。
たとえば――
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顔を上げて、天井を見上げる
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手を胸の上に置いて、2回深呼吸
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「いま、呼吸してるな」と心の中でつぶやく
たったこれだけ。
ポイントは、「何も考えないようにしよう」としないこと。
考えてしまうのが人間なので、
“気づいたら、今に戻る”だけで十分なんです。
これを1分続けると、脳の過活動が落ち着いて、
自然と肩の力も抜けていくのがわかります。
3. 「温める」ことで、心と体をゆるめる

首・肩まわりには、自律神経が集中しています。
そのため、冷えると血流が悪くなり、緊張が取れにくくなります。
体が冷える → 筋肉が固まる → 脳が“ストレス状態”と勘違い → 頭痛やこりが悪化
という悪循環が起きるんですね。
🔹「3つの温め習慣」で緊張をリセット
-
首を温める
寝る前に温タオルを首の後ろに当てて30秒。
たったそれだけで首まわりの血流が改善し、肩も軽くなります。 -
内側を温める
朝起きたら白湯を一杯。
内臓を温めると、全身の巡りが良くなり、頭痛予防にも効果的です。 -
心を温める
お風呂上がりに、鏡を見て「今日もよく頑張ったね」と声をかけてみてください。
たった一言でも、自己肯定感が高まり、ストレスが和らぎます。
実は、この“自分をねぎらう”習慣が、
ストレスホルモン(コルチゾール)を下げる効果があると研究でもわかっています。
体を温めながら、心もほぐしてあげる。それが一番自然なメンタルケアです。
【まとめ】頭痛・肩こりは「心のサイン」

ここまで読んで、「あれ、自分にも当てはまるかも」と思った方へ。
頭痛や肩こりは、体の不調ではなく“心のこわばり”のサインかもしれません。
だからこそ、薬やマッサージだけでは解決しにくいんです。
最後に:完璧じゃなくていい、「ゆるめる勇気」を
「肩こりがつらい」
「頭が痛い」
「気づけばいつも力が入ってる」
それは、体が“がんばりすぎてるよ”と教えてくれているサイン。
だからこそ、まずは**「ちょっと休もう」**と自分に許可を出してあげてください。
私も、以前は「もっと頑張らなきゃ」と思い詰めていました。
でも、呼吸と温めを意識するようになってから、
驚くほど体も心も軽くなったんです。
健康は、頑張ることより“ゆるめること”で整います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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